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オカメインコの小春とうた、アキクサインコの花梨です。金魚も飼いはじめました。


by y-naru56

ありがとう、ひなのちゃん

膵臓が悪いのではないかということで、病院に通っていたひなのですが、1週間前から状態が悪化し、8月5日未明に亡くなりました。

月曜に少し体重が減り44gになってしまいました。
エサはかじっているのですが食べてないようでした。
その後はその体重を維持して、水曜には食前44gから食後には46gになったので、「食べられるなら大丈夫か」と思ったのですが、木曜にはかじっているだけで食べてない状態になってしまいました。
一日中エサを食べさせていたんですが、夕方には43g。
この時点で病院に電話して翌日の予約をとりましたが、夜には42g、翌朝には41gに、その上飲んだ水も吐いてしまいました。
予約時間より早く病院に駆けつけ、診てもらいました。

膵臓が悪化して膵炎を引き起こし、痛みや炎症のため食べられなくなったと考えるられる。
エサが食べられない=危篤状態なので、入院させるか、自宅で見取るかのどちらか。
痛み止めなどの処置をしますのでその間に決めてください。
と言われ、一度診察室の外に出ます。
妻と相談して連れて帰ることにしました。
受付の方に「連れて帰ります」と告げると、再び呼ばれて診察室に。
先生は「痛み止めを打ったら少し楽になったようです」と言いながらひなのをキャリーケースに入れました。
そうしたら、ひなのがエサを食べたんです。
それを見た先生は「良くなる確率が上がった」と言いました。
私たちも心を動かされて、一度は家で見取ると決めたのを翻して、入院させる道を選びました。
それはひなのの「がんばる」という意思表示にも思えたからです。

8月3日、ひなのちゃん入院。
少しでも良くなることを期待して待っていたんですが、5日の午前4時前に先生から電話があり、亡くなったことを聞きました。
そんな時間にひなのを診てくれていたんですね。ありがとうございます。
朝一番にひなのを引き取りにいきました。
先生からは、「痛み止めを打っていたのであまり苦しまなかったと思う。眠るように息を引き取った。」と聞かされました。
先日、「長く診ている子はどうしても情が移る」と言っていましたが、先生も残念そうでした。
でも、私たちに後悔はありません。
逆に、あのまま連れて帰っていたら後悔していたかもしれません。
ひなのちゃんはがんばりました。その結果なのでしかたありません。

家に帰る途中お花を買いました。
グリーン、オレンジ、青紫、白。ひなのの色の花です。
3時には近くの動物霊園の火葬場に行きました。
お花とエサと私たちや小春、うたの写真を一緒に燃やしてもらいました。
あっという間にひなのちゃんはお骨になっちゃいました。
11年なんて長いようで短かったなぁ。
ありがとうね、ひなのちゃん。
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by y-naru56 | 2012-08-06 14:53 | インコ